スポーツ医学 つれづれ草
始め終りこそをかしけれ
武藤 芳照
1
Yoshiteru MUTO
1
1東京健康リハビリテーション総合研究所,所長
pp.1362-1362
発行日 2023年10月1日
Published Date 2023/10/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000002746
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「花はさかりに,月はくまなきをのみ,見るものかは」(『徒然草』第137段)で始まるくだりは,本書の最も有名な段の一つである。花鳥風月の自然の様々な姿を愛でることの深さと共に,人と自然との調和などが語られ,兼好法師の無常観を基盤とした名文として,よく知られている。また,「万のことも始め終りこそをかしけれ」(『徒然草』第137段)と,物事の始まりと終わりが大切であると述べる。
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