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放射線治療談話会記録 第435回定例会 こんなときどうする? 対「完全子宮脱合併子宮頸癌」編
征矢野 崇
1
,
萬 篤憲
2
,
大崎 典子
3
,
松本 秀樹
2
,
酢谷 真也
2
1自衛隊中央病院 放射線科
2東京医療センター 放射線治療科
3済生会横浜市東部病院 放射線治療科
キーワード:
完全子宮脱合併子宮頸癌
,
放射線治療
,
腔内照射
Keyword:
完全子宮脱合併子宮頸癌
,
放射線治療
,
腔内照射
pp.629-634
発行日 2023年6月10日
Published Date 2023/6/10
DOI https://doi.org/10.18888/rp.0000002369
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FIGO分類(2018)ⅠB期以上の子宮頸癌に対する根治的化学放射線療法では,シスプラチン(CDDP 40mg/m2)を併用した外部照射と腔内照射が標準的な治療法である1)。今回我々は,通常の腔内照射が施行困難な完全子宮脱合併子宮頸癌を経験した。同疾患に対する最適な治療方法は定まっておらず,根治的化学放射線療法における具体的な方法を詳細に紹介している文献は少ない。本稿では,2022年9月10日にWeb上で行われた放射線治療談話会(テーマ:「何が何でも小線源治療!」)にて発表した症例について紹介する。
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