特集 縫合不全をなくす—漏れ・狭窄を防ぐ消化管吻合の工夫
Ⅱ.大腸外科 3)直腸切除後のDST吻合
小林 壽範
1
,
渡邉 純
1
1関西医科大学下部消化管外科学講座
キーワード:
縫合不全
,
直腸切除術
,
DST吻合
Keyword:
縫合不全
,
直腸切除術
,
DST吻合
pp.51-57
発行日 2025年1月15日
Published Date 2025/1/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000004228
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直腸切除後のダブルステープリング法(double stapling technique;DST)吻合は,直腸癌手術において安全かつ確実な再建を行うための標準的な手技である。本稿では,腸間膜の処理やステープラーの選択,計画的な直腸切離,吻合部の補強に至るまで,手術手技の各ステップを詳細に説明し,術中写真を活用しながら解説する。
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