手術症例報告
腎・脾梗塞を合併した壊死型虚血性小腸炎の1例
岡崎 充善
1
,
田島 秀浩
1
,
山口 貴久
1
,
牧野 勇
1
,
宮下 知治
1
,
太田 哲生
1
1金沢大学消化器・腫瘍・再生外科学
キーワード:
虚血性小腸炎
,
壊死型
,
血栓性素因
Keyword:
虚血性小腸炎
,
壊死型
,
血栓性素因
pp.1679-1683
発行日 2018年10月15日
Published Date 2018/10/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000000895
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虚血性腸炎は,上腸間膜動脈や下腸間膜動脈などの主幹動脈に明らかな閉塞を伴わないにもかかわらず発症する腸管の虚血性病変である1,2)。小腸は側副血行路が発達しているため虚血性小腸炎の発症頻度は大腸に比べ非常に低く,壊死まで至ることはまれである。
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