手術症例報告
腹腔鏡下結腸部分切除後の腸間膜欠損部に発生した内ヘルニアを腹腔鏡下に修復し得た1例
平田 玲
1
,
小澤 平太
1
,
穂坂 美樹
1
,
中川 祐輔
1
,
石井 智貴
1
,
藤田 伸
1
1栃木県立がんセンター大腸骨盤外科
キーワード:
腹腔鏡下結腸切除術
,
腸間膜欠損部
,
内ヘルニア
Keyword:
腹腔鏡下結腸切除術
,
腸間膜欠損部
,
内ヘルニア
pp.1429-1433
発行日 2018年8月15日
Published Date 2018/8/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000000826
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
- サイト内被引用
腹腔鏡下大腸切除術は近年,急速に普及し,高難易度とされてきた進行癌や横行結腸癌,下行結腸癌に対しても,その適応が拡大されている。腹腔鏡下大腸切除術後の合併症として腸間膜欠損部をヘルニア門とした内ヘルニアが報告されているが,発生頻度が少なく腸間膜欠損部閉鎖の必要性についてはいまだコンセンサスは得られていない。
Copyright © 2018, KANEHARA SHUPPAN Co.LTD. All rights reserved.