特集 きいてみた! 皮膚科×各科 診療のリアル―“いまさら聞けない” を解消するQ&A―
母斑・母斑症,血管腫
神経線維腫症1型
整形外科医師への質問
舟﨑 裕記
1
Hiroki FUNASAKI
1
1東京慈恵会医科大学,整形外科
pp.870-871
発行日 2026年6月10日
Published Date 2026/6/10
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000005869
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神経線維腫症1型(neurofibromatosis 1;NF1)に伴う代表的な骨病変は,脊柱変形,下偽関節,骨粗鬆症である。本症に特徴的な脊柱変形は短く急峻なカーブで,椎体の陥凹(scalloping)や肋骨の先細り(penciling)などのdystrophic change(図1)を伴い,ほとんどが10歳以下に発症し,変形が進行性であるため,手術を要することが多い。下偽関節では,生下時に下が前側方に彎曲し,荷重開始とともに骨折を生じ,偽関節に発展することが多い。また,成人ではNF1の骨代謝異常が指摘され,骨密度の低下のみならず,しなりを規定する,いわゆる骨質低下をきたすことも報告されている。本稿では,それぞれに対する対応を解説する。
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