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神経障害性瘙痒により自傷性皮膚炎を呈した視神経脊髄炎の1例
Neuromyelitis optica showing neuropathic itch-induced self-injury
橋本 彩
1
,
樽谷 潤子
2
,
神人 正寿
1
,
金澤 伸雄
1,3
Aya HASHIMOTO
1
,
Junko TARUYA
2
,
Masatoshi JINNIN
1
,
Nobuo KANAZAWA
1,3
1和歌山県立医科大学,皮膚科(主任:神人正寿教授)
2同,脳神経内科
3兵庫医科大学,皮膚科,主任教授
キーワード:
神経障害性瘙痒
,
自傷性皮膚炎
,
視神経脊髄炎
Keyword:
神経障害性瘙痒
,
自傷性皮膚炎
,
視神経脊髄炎
pp.154-155
発行日 2022年1月1日
Published Date 2022/1/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000003073
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現病歴 2020年6月中旬,以前から認めていた瘙痒が主に腹部に次第に強くなり,近医皮膚科を受診した。蕁麻疹と診断されstrongestのステロイド外用薬を処方された。その後,瘙痒は大腿内側に拡大し,さらにピリピリとした痛みに移行した。同じ頃に,右大腿外側の感覚低下と足底の違和感も認めた。前医受診5日後には,右腰背部に痛みを伴う皮疹と右大腿内側紅斑が生じたため,同日に当院を受診した。
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