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特集 接触皮膚炎のマネージメント
総説
3.頻度の高い接触皮膚炎の原因とその対処
-③ 職業性(美容師など)
3. Frequent Causes of Contact Dermatitis and Their Management
③ Occupational(e.g. Hairdresser)
西岡 和恵
1
,
小泉 明子
1
,
瀧田 祐子
1
Kazue NISHIOKA
1
,
Akiko KOIZUMI
1
,
Yuko TAKITA
1
1ジョイ皮ふ科クリニック,山陽小野田市
キーワード:
職業性接触皮膚炎
,
美容師
,
パラフェニレンジアミン
,
システアミン塩酸塩
,
手袋
Keyword:
職業性接触皮膚炎
,
美容師
,
パラフェニレンジアミン
,
システアミン塩酸塩
,
手袋
pp.1813-1822
発行日 2020年12月1日
Published Date 2020/12/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000002283
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・職業性接触皮膚炎は難治で慢性化しやすい。
・パッチテストで原因を明らかにし対処することが重要である。
・企業側へ情報提供を行い,配置転換や安全な職場環境にするよう促す。
・美容師ではパラフェニレンジアミンをはじめとする酸化染毛剤成分とともに,パーマ剤のシステアミン塩酸塩が重要なアレルゲンである。
・職業継続のためには,手袋の着用など原因との接触を避ける防護方法を指導する。
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