Japanese
English
特集 接触皮膚炎のマネージメント
総説
3.頻度の高い接触皮膚炎の原因とその対処
-① 日用品(化粧品,頭髪用品など)
3. Frequent Causes of Contact Dermatitis and Their Management
① Daily Necessities(Cosmetics, Hair Products, etc.)
鷲崎 久美子
1,2
Kumiko WASHIZAKI
1,2
1大森町皮ふ科
2東邦大学医療センター大森病院,皮膚科
キーワード:
接触皮膚炎
,
化粧品
,
成分パッチテスト
,
アレルゲン
Keyword:
接触皮膚炎
,
化粧品
,
成分パッチテスト
,
アレルゲン
pp.1795-1803
発行日 2020年12月1日
Published Date 2020/12/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000002281
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・化粧品は顔面に使用後,手や首に使用することも多いため,顔面に使用する化粧品のみを原因と考えるとアレルゲンを見逃す可能性がある。
・染毛剤は頭皮のみでなく顔面や全身の皮疹の原因となりうる。
・パッチテスト結果から避けるべき製品,使用可能な製品や代替品について指導する。
・代表的な化粧品関連アレルゲンとして,Japanese baseline series 2015には香料ミックス,ラノリンアルコール,パラフェニレンジアミン,パラベンミックス,イソチアゾリノンミックス,ペルーバルサムなどが含まれている。
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