特集 眼内レンズ度数計算の最新情報
2 小児白内障での度数計算
田中 三知子
1
,
黒坂 大次郎
1
1岩手医科大学眼科学講座
キーワード:
小児白内障
,
眼内レンズ
,
度数計算
Keyword:
小児白内障
,
眼内レンズ
,
度数計算
pp.465-468
発行日 2019年5月5日
Published Date 2019/5/5
DOI https://doi.org/10.18888/ga.0000001163
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小児の白内障において,眼内レンズ(intraocular lens:IOL)移植術は,その術後合併症の多さから,目安として生後7か月以上での適応が推奨されている1)。ゆえに,本稿では比較的大きくなった乳児(生後7か月以上)から,外来で検査ができるようになる前の幼児までの,全身麻酔下での検査内容を記述する。外来で覚醒下に検査ができる年齢になった子どもたちは,成人と同じように光学式生体計測装置で生体計測を受け,第4世代の計算式を使うことができれば,最良の予測が可能と考えられる。
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