特集 分子標的薬と眼
序論
飯島 裕幸
1
1山梨大学大学院総合研究部眼科学
pp.325-326
発行日 2019年4月5日
Published Date 2019/4/5
DOI https://doi.org/10.18888/ga.0000001121
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分子標的薬には抗体医薬と核酸医薬がある。眼科臨床に用いられる抗VEGF剤やTNFα阻害剤の多くは抗体医薬であり,核酸医薬に属するものとしては核酸アプタマーであるペガプタニブがある。核酸医薬は細胞内外で作用し,標的特異性は非常に高く,薬剤耐性を生じる危険性が低く,開発コストも安いというメリットがある。
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