特集 小児日常診療でその薬を使うとき・使うべきでないとき
X 代謝・内分泌
93.2型糖尿病とインスリン製剤
田久保 憲行
1
1順天堂大学 医学部小児科学講座
キーワード:
Insulin
,
糖尿病性ケトアシドーシス
,
糖尿病-2型
,
禁忌(治療)
,
小児薬用量
Keyword:
Diabetes Mellitus, Type 2
,
Insulin
,
Diabetic Ketoacidosis
pp.1702-1703
発行日 2016年12月1日
Published Date 2016/12/1
DOI https://doi.org/10.18888/J00639.2017086365
- 有料閲覧
- 文献概要
インスリンはすべての糖尿病薬の中で90年以上にわたる歴史があり,症例の蓄積とともに効果が確実なものとして小児,妊娠,周術期に至るまでさまざまな病態で使用できる.一方注射薬であるため治療導入に時間を要し,アドヒアランスもやや劣る可能性や,過剰投与による体重増加や低血糖のリスクがあるため,適応と使用方法を十分に理解しておく必要がある.
Copyright © 2016, KANEHARA SHUPPAN Co.LTD. All rights reserved.