特集 小児日常診療でその薬を使うとき・使うべきでないとき
IX 免疫
84.全身性エリテマトーデスとステロイド内服薬
山西 愼吾
1
,
伊藤 保彦
1日本医科大学 小児科
キーワード:
Methylprednisolone
,
Prednisolone
,
高眼圧
,
エリテマトーデス-全身性
,
寛解導入
,
禁忌(治療)
,
小児薬用量
Keyword:
Lupus Erythematosus, Systemic
,
Ocular Hypertension
,
Methylprednisolone
,
Prednisolone
,
Remission Induction
pp.1682-1683
発行日 2016年12月1日
Published Date 2016/12/1
DOI https://doi.org/10.18888/J00639.2017086356
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- 文献概要
.治療はステロイド薬を軸として免疫抑制薬を併用する.急性期は大量のステロイド薬で血管炎病態を鎮静化させ(寛解導入),寛解後は免疫抑制薬を併用してステロイド薬を減量し,少量のステロイド薬で長期寛解を維持すること(寛解維持)になる.寛解導入療法と寛解維持療法は患児の臓器病変の重症度分類に基づき選択する.
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