特集 小児日常診療でその薬を使うとき・使うべきでないとき
I 一般症状
15.夜尿症と抗コリン薬
駿田 竹紫
1
,
辻 章志
,
金子 一成
1関西医科大学 小児科学講座
キーワード:
Cholinergic Antagonists
,
Propiverine
,
禁忌(治療)
,
Solifenacin
,
夜間遺尿症
,
Imidafenacin
Keyword:
Solifenacin Succinate
,
Cholinergic Antagonists
,
Nocturnal Enuresis
,
Propiverine
,
Imidafenacin
pp.1544-1545
発行日 2016年12月1日
Published Date 2016/12/1
DOI https://doi.org/10.18888/J00639.2017086287
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わが国では夜間尿量の多い多尿型,機能的膀胱容量の小さい膀胱型,両者の要素がみられる混合型,および夜間尿量も機能的膀胱容量も正常な正常型に分類し,各病型に応じて治療方針を決定し,多尿型には抗利尿ホルモン薬療法,膀胱型には夜尿アラーム療法または抗コリン薬,そして混合型にはこれらの併用療法を行うことが推奨されてきた.本稿では夜尿症診療における抗コリン薬の最近の考え方について述べる.
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