綜説
先天性胆道拡張症における診断・治療の進歩
工藤 博典
1
,
仁尾 正記
1東北大学 大学院医学系研究科小児外科学分野
キーワード:
空腸
,
十二指腸
,
膵炎
,
総肝管
,
内視鏡的逆行性胆道膵管造影
,
分類
,
磁気共鳴胆道膵管造影
,
膵胆管合流異常
,
胆道拡張症
,
肝管空腸吻合術
,
肝管十二指腸吻合術
,
胆管切除術
,
胆道再建術
Keyword:
Cholangiopancreatography, Endoscopic Retrograde
,
Classification
,
Jejunum
,
Duodenum
,
Hepatic Duct, Common
,
Pancreatitis
,
Cholangiopancreatography, Magnetic Resonance
pp.161-168
発行日 2016年2月1日
Published Date 2016/2/1
DOI https://doi.org/10.18888/J00639.2016186880
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先天性胆道拡張症について概説した。本疾患は、小児診療において遭遇機会が多い疾患ではないが、腹痛、嘔気・嘔吐などと症状は非特異的であり、常に念頭におくべき急性腹症の鑑別疾患の一つである。本疾患の疫学、病態・分類、臨床症状、診断時合併症、検査、治療、術後合併症、胆管非拡張型膵・胆管合流異常例について述べた。
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