特集 メノポハンド-更年期女性の手における諸問題−
手指変形性関節症に対するエクオールの疼痛緩和効果
清本 憲太
1,3
,
射場 浩介
2,3
1日本医療大学保健医療学部リハビリテーション学科
2札幌南整形外科病院札幌手外科・骨研究所
3札幌医科大学医学部整形外科学講座
キーワード:
エクオール(eqouol)
,
閉経後モデルマウス(ovariectomized mice)
,
疼痛行動(pain-like behavior)
,
骨代謝(bone turnover)
,
骨粗鬆症性変化(osteoporotic change)
Keyword:
エクオール(eqouol)
,
閉経後モデルマウス(ovariectomized mice)
,
疼痛行動(pain-like behavior)
,
骨代謝(bone turnover)
,
骨粗鬆症性変化(osteoporotic change)
pp.846-851
発行日 2026年8月19日
Published Date 2026/8/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000002639
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
手指変形性関節症(HOA)は,閉経後女性に多く,エストロゲン低下が疼痛発症に関与すると考えられている。筆者らは,閉経後モデルマウスを用いて,エクオールの疼痛緩和効果について検討し,エクオールは骨代謝亢進と骨粗鬆症性変化とともに,疼痛行動も有意に改善する作用があると考えられた。これらより,HOAに対するエクオールの疼痛緩和効果における一つの機序としてエストロゲン低下による高骨代謝回転状態によって生じた疼痛閾値低下を改善することにより,HOAの疼痛閾値も改善する可能性が考えられた。

Copyright © 2026, MEDICAL VIEW CO., LTD. All rights reserved.

