特集 足部・足関節の炎症性疾患に挑む!
足関節の化膿性関節炎に挑む!
安井 洋一
1
,
宮本 亘
1
1帝京大学医学部整形外科学講座
キーワード:
化膿性足関節炎(septic ankle arthritis)
,
骨髄炎(osteomyelitis)
,
関節鏡視下手術(arthroscopic surgery)
,
関節固定(arthrodesis)
,
induced membrane technique
Keyword:
化膿性足関節炎(septic ankle arthritis)
,
骨髄炎(osteomyelitis)
,
関節鏡視下手術(arthroscopic surgery)
,
関節固定(arthrodesis)
,
induced membrane technique
pp.73-77
発行日 2026年1月19日
Published Date 2026/1/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000002420
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足関節化膿性関節炎はまれな疾患であるが,診断と治療の遅れは,関節破壊,骨髄炎,さらには下肢切断を招くことがある。治療には,可及的速やかな関節鏡視下洗浄と適切な抗菌薬療法が重要であると,以前から報告されてきた。また,骨髄炎を伴う重症例に対しては,従来,血管柄付き腓骨移植やIlizarov法による骨延長術が有用とされてきた。しかし,これらの治療法に比べ,新規治療法であるMasquelet法を応用した関節固定術は,技術的習得が容易であり,安定した結果が得られやすい。本法は,感染制御と骨再建を両立させる有望な治療法である。

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