特集 小児スポーツ傷害の病態と治療
小児のスポーツ傷害の予防
武井 聖良
1,2
,
鳥居 俊
3
1東京大学スポーツ先端科学連携研究機構
2早稲田大学発育発達研究所
3早稲田大学スポーツ科学学術院
キーワード:
発育段階(developmental stage)
,
PHV年齢(peak hight velocity age)
,
筋ストレッチ(muscle stretching)
,
予防プログラム(prevention program)
Keyword:
発育段階(developmental stage)
,
PHV年齢(peak hight velocity age)
,
筋ストレッチ(muscle stretching)
,
予防プログラム(prevention program)
pp.729-734
発行日 2025年7月19日
Published Date 2025/7/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000002230
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小児期のスポーツ活動は身体的・心理的発達に重要であるが,過度な負荷や不適切なトレーニングは成長軟骨や骨端に障害を引き起こすリスクがある。成長期特有の身体の特徴を考慮し,ストレッチ指導やpeak height velocity age(PHV年齢:身長増加量が最大となる年齢)に応じた対策が必要である。また,スポーツ活動量の適切な調整や国際的な予防プログラムの活用が推奨され,スポーツ現場への情報提供・予防プログラムの普及活動が重要である。

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