特集 手術成功のKEYポイント これで完璧! 術前計画
足関節顆部骨折に対する骨接合術
依光 正則
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1岡山大学学術研究院医歯薬学域運動器外傷学講座
キーワード:
足関節骨折(ankle fracture)
,
術前計画(preoperative planning)
,
観血的整復内固定(open reduction and internal fixation)
,
シンデスモーシス(syndesmosis internal fixation)
,
リハビリテーション(rehabilitation)
Keyword:
足関節骨折(ankle fracture)
,
術前計画(preoperative planning)
,
観血的整復内固定(open reduction and internal fixation)
,
シンデスモーシス(syndesmosis internal fixation)
,
リハビリテーション(rehabilitation)
pp.143-152
発行日 2025年4月1日
Published Date 2025/4/1
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000002155
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・正確な治療を行うための最初のステップは正確に診断することである。
・必要な知識をもとに術前計画を立て,繰り返しシミュレーションをすることが治療を成功に導く。
・受傷の機序によって異なった骨折のパターンを生じ,それぞれに最適な固定方法が異なる。
・シンデスモーシス損傷は,正確な整復と内固定が治療成績改善にきわめて重要であり,至適なインプラント挿入には術前,術中の症例ごとの評価が不可欠である。
・関節内骨折では,機能回復目的に早期の関節運動が推奨されるが,軟部状態が悪い場合には少し遅らせるなどのリハビリテーション計画の調整が必要である。

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