特集 整形外科の救急外傷
大腿骨近位部骨折患者の重症大動脈弁狭窄症の周術期管理-“48時間以内”は可能か?−
賀 鵬
1
,
二村 謙太郎
1
1医療法人徳洲会湘南鎌倉総合病院外傷センター
キーワード:
高齢者大腿骨近位部骨折(proximal femoral fracture in the elderly)
,
重症大動脈弁狭窄症(severe AS),transcatheter aortic valve implantation(TAVI)
Keyword:
高齢者大腿骨近位部骨折(proximal femoral fracture in the elderly)
,
重症大動脈弁狭窄症(severe AS),transcatheter aortic valve implantation(TAVI)
pp.628-630
発行日 2024年6月19日
Published Date 2024/6/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000001808
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重症大動脈弁狭窄症(severe AS)を合併する高齢者大腿骨近位部骨折は周術期ハイリスクであることから早期(48時間以内)手術が困難なときは多々ある。最新の文献および当院の経験からsevere ASの合併例でも厳重な循環管理や周術期合併症予防を行うことができれば,早期手術が可能で,術後成績も比較的良好であることが明らかになった。
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