特集 小児肘関節近傍骨折治療のコツと落とし穴
小児肘関節骨折の救急初期治療
矢倉 拓磨
1
,
尾上 敦規
1
,
山下 裕己
3
,
中村 誠也
2
,
堀井 恵美子
3
,
齋藤 貴徳
3
1関西医科大学附属病院高度救命救急センター
2マックシール巽病院整形外科
3関西医科大学整形外科
キーワード:
上腕骨顆上骨折(supracondylar humerus fracture)
,
パッカーサイン(pucker sign)
,
コンパートメント症候群(compartment syndrome)
Keyword:
上腕骨顆上骨折(supracondylar humerus fracture)
,
パッカーサイン(pucker sign)
,
コンパートメント症候群(compartment syndrome)
pp.562-569
発行日 2022年6月19日
Published Date 2022/6/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000001031
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小児骨折の救急応需病院が少ないことは喫緊の課題である。小児では早期に疼痛や不安を取り除くことを念頭に治療することが求められる。当院では,小児肘関節周囲骨折で最も頻度の高い上腕骨顆上骨折の治療方針決定のためのフローチャートを作成し運用している。肘関節周囲骨折では,pucker signやコンパートメント症候群を見逃さない術前評価が重要である。
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URL:https://www.medicalview.co.jp/corrigenda/MAGA978-12363-22-06-0.pdf
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