特集 発育性股関節形成不全の基礎と臨床
歩行開始後DDHに対する観血的整復術(広範囲展開法)の実際と臨床成績
鉄永 智紀
1
,
赤澤 啓史
2
,
山田 和希
3
,
佐藤 嘉洋
4
,
廣瀬 一樹
4
,
小浦 卓
4
,
尾嵜 敏文
4
1岡山大学病院整形外科
2旭川荘療育・医療センター整形外科
3岡山大学大学院医歯薬学総合研究科医療材料開発講座
4岡山大学大学院医歯薬学総合研究科整形外科
キーワード:
発育性股関節形成不全(developmental dysplasia of the hip;DDH)
,
観血的整復術(open reduction)
,
長期成績(long term outcome)
Keyword:
発育性股関節形成不全(developmental dysplasia of the hip;DDH)
,
観血的整復術(open reduction)
,
長期成績(long term outcome)
pp.411-418
発行日 2022年4月19日
Published Date 2022/4/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000000951
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発育性股関節形成不全において,装具療法・牽引治療などの保存的治療不成功例や歩行開始後の症例では観血的整復術が必要な場合がある。いくつかの観血的整復術のなかで筆者らがこれまで行ってきた広範囲展開法を中心に,その適応,手術手技,ポイントについて解説するとともに,広範囲展開法の中長期成績を報告する。
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