特集 人工股関節再置換術-最前線から難易度の高い症例まで-
寛骨臼の骨欠損に対する再建法-金属製補填材料による再建
加畑 多文
1
,
楫野 良知
1
,
井上 大輔
1
,
大森 隆昭
1
,
吉谷 純哉
1
,
上野 琢郎
1
,
高木 知治
1
,
上岡 顕
1
,
山室 裕紀
1
,
谷中 惇
1
,
齊木 理友
1
,
土屋 弘行
1
1金沢大学大学院医薬保健学総合研究科整形外科
キーワード:
人工股関節全置換術(total hip arthroplasty;THA)
,
寛骨臼(acetabulum)
,
骨欠損(bony defect)
,
金属オーギュメント(metal augment)
Keyword:
人工股関節全置換術(total hip arthroplasty;THA)
,
寛骨臼(acetabulum)
,
骨欠損(bony defect)
,
金属オーギュメント(metal augment)
pp.198-204
発行日 2021年2月19日
Published Date 2021/2/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000000540
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人工股関節置換術(初回手術・再置換術)において,寛骨臼側の骨欠損にいかに対処するかは大きな課題であった。近年,3次元積層造形技術などの発達により海綿骨に類似した構造・表面形状を有したインプラントの作製や,個々の骨欠損に対応できるカスタム形状のインプラントの作製が可能になった。骨欠損部を金属で補填することにより,従来よりも大幅に治療期間の短縮が可能になる。今後の主流になっていくと思われる。
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