特集 周術期の疼痛管理・神経ブロックUpdate
肘関節手術の周術期疼痛管理
大歳 憲一
1,2
,
加賀 孝弘
1
1福島県立医科大学スポーツ医学講座
2おおとし消化器科整形外科
キーワード:
肘関節手術(elbow surgery)
,
周術期(perioperative period)
,
疼痛管理(pain control)
Keyword:
肘関節手術(elbow surgery)
,
周術期(perioperative period)
,
疼痛管理(pain control)
pp.748-752
発行日 2020年7月19日
Published Date 2020/7/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000000334
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肘関節術後の良好な関節機能の獲得のためには周術期,および術後リハビリテーション期の疼痛管理が重要な役割を果たす。神経ブロックを主体に,術式にあわせて周術期の疼痛を管理する。術後の可動域訓練は,自動運動を中心に愛護的に行う。術前の病態把握が不十分である場合や,手術操作による組織損傷,術後の不適切なリハビリテーションなどが術後疼痛を遷延させる原因となる。
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