特集 悩み多き子羊たちへの救いの一手 これが私の診断・治療法!
冠動脈疾患 高感度CRPが新たな治療ターゲットとして注目されています。その根拠とどう治療したらよいか教えてください
下園 弘達
1
,
高橋 甚彌
,
上野 高史
1久留米大学 医学部内科学講座心臓・血管内科部門
キーワード:
C-Reactive Protein
,
Eicosapentaenoic Acid
,
炎症
,
冠動脈疾患
,
心筋梗塞
,
動脈硬化症
,
リスク
Keyword:
Arteriosclerosis
,
C-Reactive Protein
,
Coronary Disease
,
Inflammation
,
Myocardial Infarction
,
Risk
,
Eicosapentaenoic Acid
pp.65-73
発行日 2019年11月1日
Published Date 2019/11/1
DOI https://doi.org/10.18885/J03097.2020054600
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Introduction
動脈硬化は脂質異常・高血圧・糖尿病などの危険因子を背景に,脳卒中や 心筋梗塞へと進展させる炎症性病態である。動脈硬化そのものへの治療は ないといっても過言ではない。一次予防,二次予防という対応策が各ガイ ドラインで示されているが,現実的にはそれぞれの危険因子に対する治療 の組み合わせで対応することになる。
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