特集 先生はどこまでペースメーカを深く識っていますか
治す てんかん性失神(ictal asystole)にペースメーカ治療は有効か?
河野 律子
1
,
安部 治彦
1産業医科大学 医学部不整脈先端治療学
キーワード:
抗けいれん剤
,
失神
,
人工心臓ペーシング
,
鑑別診断
,
心電図
,
心停止
,
てんかん
,
アルゴリズム
Keyword:
Algorithms
,
Anticonvulsants
,
Cardiac Pacing, Artificial
,
Diagnosis, Differential
,
Electrocardiography
,
Epilepsy
,
Heart Arrest
,
Syncope
pp.906-909
発行日 2019年9月9日
Published Date 2019/9/9
DOI https://doi.org/10.18885/J03097.2020033390
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<Point>1 てんかん発作時に生じるictalasystoleによって失神発作が起こる。2 Ictalasystole時の前兆や脈拍変動は反射性失神と類似しているため,反射性失神や徐脈性不整脈と誤診されることがある。3 Ictalasystoleによる失神発作では,ペースメーカ治療が必要な症例,不要な症例,無効な症例が存在する。
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