特集 高血圧治療ガイドライン(JSH)2019 改訂でどう変わったか
治す 治療の基本
石光 俊彦
1
,
石光 晃
,
植松 麻友
,
平尾 潤
1獨協医科大学 腎臓・高血圧内科
キーワード:
冠動脈疾患
,
危険因子
,
血圧
,
降圧剤
,
高血圧
,
脳血管障害
,
アルゴリズム
,
診療ガイドライン
,
リスク評価
,
生活習慣病
,
生活指導
Keyword:
Algorithms
,
Blood Pressure
,
Antihypertensive Agents
,
Cerebrovascular Disorders
,
Coronary Disease
,
Hypertension
,
Risk Factors
,
Risk Assessment
,
Practice Guidelines as Topic
pp.1035-1042
発行日 2019年11月9日
Published Date 2019/11/9
DOI https://doi.org/10.18885/J03097.2020026509
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<Point>1 血圧レベルと予後影響因子により脳心血管病リスクを評価し,低・中等リスクでは生活習慣修正とともに薬物治療の必要性を検討,高リスクでは生活習慣修正に加え早期から薬物治療を開始する。2 一般的な降圧目標は130/80mmHg未満とし,75歳以上,脳動脈狭窄のある脳血管障害,蛋白尿陰性の慢性腎臓病では140/90mmHg未満を降圧目標とする。3 降圧薬治療では1日1回投与の薬剤を中心に,副作用を回避しつつ降圧作用を高めるのに効果的な併用療法を行う。
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