特集 心臓電気生理を理解して不整脈診療に活かす
識る 心外膜脂肪は心房細動の電気生理をどう変えるか?
奥村 恭男
1
,
永嶋 孝一
1日本大学 医学部内科学系循環器内科学分野
キーワード:
Cytokines
,
脂肪組織
,
自律神経節
,
心房細動
,
心膜
,
心臓電気生理学的検査
,
心房リモデリング
Keyword:
Adipose Tissue
,
Atrial Fibrillation
,
Ganglia, Autonomic
,
Pericardium
,
Cytokines
,
Electrophysiologic Techniques, Cardiac
,
Atrial Remodeling
pp.571-577
発行日 2019年6月9日
Published Date 2019/6/9
DOI https://doi.org/10.18885/J03097.2019249768
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<Point>1 EATは心房細動の発症とその進行に関連している。2 EATの心房筋への浸潤や炎症性サイトカインの分泌により、心房筋に電気生理学的リモデリングを惹起している可能性がある。3 EAT内に存在する自律神経叢(Ganglionated plexi)の過活動が左房、肺静脈の電気生理学的リモデリングを惹起する可能性がある。
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