特集 慢性閉塞性病変strategy
識る 慢性完全閉塞病変の病理所見を理解する
坂倉 建一
1
1自治医科大学附属さいたま医療センター 循環器内科
キーワード:
冠血管造影
,
冠状動脈閉塞症
,
経皮的冠状動脈インターベンション
,
組織診
,
ワイヤー
Keyword:
Coronary Angiography
,
Coronary Occlusion
,
Percutaneous Coronary Intervention
pp.1077-1082
発行日 2018年11月9日
Published Date 2018/11/9
DOI https://doi.org/10.18885/J03097.2019007034
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<Point>1 血管造影上のCTOが病理上も完全閉塞である確率は半分以下である。2 CTOの生成過程は血栓が大きくかかわっており、血栓の成熟度によってCTOの硬度も変わると考えられる。3 CTOのdistal capは病理上taper typeが多く、逆行性アプローチでガイドワイヤーがCTO内に侵入しやすいということに関連している可能性がある。
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