特集 心臓リモデリングをどう治すか-拡大心・肥大心へのアプローチ-
識る オートファジーはリモデリングにどうかかわるか?
種池 学
1
,
山口 修
1大阪大学キャンパスライフ健康支援センター
キーワード:
自食作用
,
ミトコンドリアDNA
,
心拡大
,
心不全
,
心室リモデリング
,
ミトコンドリア分解
,
BCL2L13 Protein
Keyword:
Autophagy
,
DNA, Mitochondrial
,
Cardiomegaly
,
Heart Failure
,
Ventricular Remodeling
,
Mitophagy
,
BCL2L13 Protein, Human
pp.867-873
発行日 2018年9月9日
Published Date 2018/9/9
DOI https://doi.org/10.18885/J03097.2018319496
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<Point>1 オートファジーは細胞内分解機構の1つであり、細胞内構造物やオルガネラの恒常性を維持し、細胞保護的に作用する。2 オートファジーは、代償期では抑制されることにより、非代償期では促進されることにより、リモデリングに関与している。3 オートファジーおよびマイトファジーの制御機構を明らかにすることにより、心不全の新しい治療標的となる可能性がある。
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