特集 アブレーションの常識・非常識 その治療、的確ですか?
治す 心房細動に対するクライオアブレーション治療 現状と今後
中村 玲奈
1
,
沖重 薫
1横浜市立みなと赤十字病院 心臓内科
キーワード:
横隔神経
,
筋電図
,
血栓症
,
再発
,
神経系疾患
,
心電図
,
心房細動
,
凍結外科
,
肺静脈
,
カテーテルアブレーション
,
治療成績
,
ランダム化比較試験
,
液体窒素
Keyword:
Atrial Fibrillation
,
Cryosurgery
,
Electrocardiography
,
Electromyography
,
Nervous System Diseases
,
Phrenic Nerve
,
Pulmonary Veins
,
Recurrence
,
Thrombosis
,
Randomized Controlled Trials as Topic
,
Catheter Ablation
,
Treatment Outcome
pp.557-562
発行日 2018年6月9日
Published Date 2018/6/9
DOI https://doi.org/10.18885/J03097.2018307906
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<Point>1 クライオアブレーションとは、組織を急速に超低温に冷凍することで細胞レベルで障害を与える方法である。2 クライオバルーンは"面"で治療することができ、高周波アブレーションと比較しスチームポップは発生皆無であり、血栓のリスクを減らし術者間の習熟度によらないある一定以上の治療効果が期待できる。3 FIRE AND ICE trialにより、心房細動へのクライオアブレーションは高周波アブレーションと比較し、臨床的有用性および安全性に関して非劣性が示された。
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