特集 抗血小板薬治療の最前線
識る そもそも抗血小板薬の役割とは?血小板細胞の機能と出血・血栓の関係への介入
後藤 信哉
1
1東海大学 医学部内科学系循環器内科学
キーワード:
Aspirin
,
Ticlopidine
,
血液凝固
,
血小板
,
血小板活性化
,
血栓症
,
生理的止血
,
出血
,
血小板凝集阻害剤
,
Clopidogrel
Keyword:
Clopidogrel
,
Blood Platelets
,
Aspirin
,
Blood Coagulation
,
Hemorrhage
,
Hemostasis
,
Platelet Aggregation Inhibitors
,
Ticlopidine
,
Thrombosis
,
Platelet Activation
pp.427-432
発行日 2018年5月9日
Published Date 2018/5/9
DOI https://doi.org/10.18885/J03097.2018194377
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<Point>1 血小板細胞は血管内皮損傷部位に、血流と赤血球の影響により受動的に接着する。2 接着した血小板細胞は活性化し、形態変化、接着性変化、細胞内蓄積顆粒の局所放出などの生物反応を惹起する。3 抗血小板薬は血小板細胞の生理機能を阻害する。その結果、血栓性イベントの低減に応じて重篤な出血イベントが起こる。
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