特集 スポーツ医学の画像診断 競技復帰を目指して
疾患別解説 肉ばなれ
奥脇 透
1
1国立スポーツ科学センター
キーワード:
運動療法
,
筋疾患
,
MRI
,
スポーツ障害
,
重症度指標
,
ハムストリング筋
,
スポーツ復帰
Keyword:
Hamstring Muscles
,
Return to Sport
,
Athletic Injuries
,
Exercise Therapy
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Muscular Diseases
,
Severity of Illness Index
pp.88-97
発行日 2019年10月1日
Published Date 2019/10/1
DOI https://doi.org/10.18885/J01843.2020011365
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ハムストリング,特に大腿二頭筋長頭の近位部は,肉ばなれの好発部位である。その解剖学的な特徴である近位腱膜の損傷度と修復過程を,MRIにより正確に把握することが,再発を防ぎ,競技復帰を目指す選手の手助けとなる。また重症な坐骨結節付着部の損傷についても,同部の損傷度とその修復状況の把握がポイントとなる。
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