特集 症候別画像診断プロトコル
病期診断および再発チェック 脳腫瘍 良性腫瘍[MRI/CT]
前原 陽介
1
,
田添 潤
,
赤澤 健太郎
,
山田 惠
1京都府立医科大学 放射線科診断治療学
キーワード:
下垂体腫瘍
,
MRI
,
髄膜腫
,
聴神経腫瘍
,
トルコ鞍
,
脳腫瘍
Keyword:
Brain Neoplasms
,
Meningioma
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Neuroma, Acoustic
,
Pituitary Neoplasms
,
Sella Turcica
pp.136-137
発行日 2019年4月1日
Published Date 2019/4/1
DOI https://doi.org/10.18885/J01843.2019184037
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良性脳腫瘍は,一般的には増大速度が遅く, 原発部に留まる腫瘍とされる。手術により全摘 出されれば再発はまれであり,予後はよい。 WHO分類ではGrade Ⅰの腫瘍が該当し,髄膜腫, 神経膠腫,神経鞘腫,下垂体腺腫の頻度が高い。 本稿では主に脳実質外腫瘍の撮像プロトコルに ついて概説する。なお,良性脳実質内腫瘍の撮 像プロトコルは,悪性腫瘍と同様の撮像プロト コルで撮像されるため,「脳腫瘍:悪性腫瘍」 (p.138-139)に譲る。
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