特集 放射線科研修医の胸腹部画像診断must know
腹部・骨盤部 副腎
岡田 慎悟
1
,
加藤 仁美
,
桑鶴 良平
1順天堂大学 医学部放射線診断学
キーワード:
過形成
,
褐色細胞腫
,
MRI
,
鑑別診断
,
肉芽腫
,
副腎疾患
,
副腎腫瘍
,
リンパ腫
,
骨髄脂肪腫
,
副腎皮質腺腫
,
ACTH非依存性大結節性副腎皮質過形成
,
腹部CT
Keyword:
Adrenal Gland Neoplasms
,
Adrenal Gland Diseases
,
Diagnosis, Differential
,
Lymphoma
,
Hyperplasia
,
Granuloma
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Pheochromocytoma
,
Adrenocortical Adenoma
,
Myelolipoma
,
Acth-Independent Macronodular Adrenal Hyperplasia
pp.159-170
発行日 2017年10月1日
Published Date 2017/10/1
DOI https://doi.org/10.18885/J01843.2017402771
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副腎は後腹膜臓器である。正確には腎上極の上前方に存在し,腎周囲腔に存在する臓器である。研修医のなかには腹腔内臓器と後腹膜臓器の区別が明確でない者がいることを日常診療のなかで垣間見る。今回副腎に焦点をあてた内容だが,CTやMRI検査で副腎がどこに位置し,どのような形態が正常かを知っているという前提での内容であり,これらがあやふやな場合には,解剖や正常の形態を復習してから読んでいただき,そのうえで後述する基本的なことも復習事項として確認していただきたい。
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