特集 Q&Aでおさえるvascular imaging最重要ポイント
大動脈 大動脈ステントグラフト留置術後のエンドリーク分類のポイントを教えてください
本郷 哲央
1
1大分大学 医学部放射線医学講座
キーワード:
デジタルサブトラクション血管造影
,
MRI
,
鑑別診断
,
大動脈瘤
,
X線CT
,
分類
,
Doppler超音波診断
,
エンドリーク
,
ステントグラフト内挿術
Keyword:
Aortic Aneurysm
,
Classification
,
Diagnosis, Differential
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Tomography, X-Ray Computed
,
Angiography, Digital Subtraction
,
Ultrasonography, Doppler
,
Endoleak
pp.302-305
発行日 2017年3月26日
Published Date 2017/3/26
DOI https://doi.org/10.18885/J01843.2017167694
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1.エンドリークにはTypeⅠ〜Ⅳまでの4種類が存在し,種類によって治療適応や治療方法が異なるため,治療方針の決定には鑑別が重要である2.TypeⅠ,Ⅲは大動脈から直接血液が持続的に流入する病態である。動脈瘤の拡大・破裂ときわめて密接に関与するとされ,速やかな治療が必要とされる3.TypeⅡは側副路を介した血流のため,経過観察が可能である。術後6カ月を超えて持続し,かつ動脈瘤が有意に増大(最大短径で5mm)するものが治療の対象となる
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