特集 Q&Aでおさえるvascular imaging最重要ポイント
胸部 CTで肺血栓塞栓症と肺動脈原発腫瘍との違いを教えてください
横田 佐和
1
,
岡田 宗正
,
松永 尚文
1山口大学 大学院医学系研究科放射線医学
キーワード:
血栓塞栓症
,
鑑別診断
,
肺塞栓症
,
肺動脈
,
血管腫瘍
,
胸部CT
Keyword:
Diagnosis, Differential
,
Pulmonary Artery
,
Pulmonary Embolism
,
Thromboembolism
,
Vascular Neoplasms
pp.274-275
発行日 2017年3月26日
Published Date 2017/3/26
DOI https://doi.org/10.18885/J01843.2017167683
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1.肺動脈腫瘍はまれで予後不良な疾患である。早期診断し,摘出術が望まれるが,肺血栓塞栓症と診断され抗凝固療法が行われ,正確な診断に至るのに時間を要し,治療時機を逸することがあるため注意が必要である2.CTやMRIで肺動脈内に不均一な造影効果を伴った腫瘤性病変が認められた場合,肺動脈腫瘍の可能性を念頭に置く必要がある
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