特集 サルコイドーシス:疾患概念と最新の画像診断
骨軟部領域のサルコイドーシス
北村 範子
1
,
粕谷 秀輔
,
稲岡 努
,
岡田 倫明
,
蛭田 啓之
,
中塚 智也
,
寺田 一志
1東邦大学医療センター佐倉病院 内科
キーワード:
Gallium Radioisotopes
,
筋疾患
,
結合組織疾患
,
骨疾患
,
MRI
,
X線CT
,
放射性核種イメージング
,
サルコイドーシス
,
Fluorodeoxyglucose F18
,
陽電子放射型断層撮影
Keyword:
Bone Diseases
,
Connective Tissue Diseases
,
Gallium Radioisotopes
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Muscular Diseases
,
Radionuclide Imaging
,
Sarcoidosis
,
Tomography, X-Ray Computed
,
Fluorodeoxyglucose F18
,
Positron-Emission Tomography
pp.61-69
発行日 2017年1月26日
Published Date 2017/1/26
DOI https://doi.org/10.18885/J01843.2017115224
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骨軟部領域のサルコイドーシスでは,皮膚病変は自他覚症状によって発見しやす いと思われるが,筋肉,骨,関節は症状に乏しく,見過ごされることが多い。組 織学的な検討では筋肉の病変は50 ~80%の症例に見られるとされる。症候性の なかでは結節型が多く,比較的特徴的な画像所見を呈するため,全身サルコイドー シスの診断の一助となる。本稿では,筋病変を中心に臨床像,比較的特徴的な画 像所見について概説し,筋肉,骨,関節サルコイドーシスの最新の知見について 触れたい。
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