特集 レジデントにとって必要な運動器疾患の診断法-Tips and Essence-
臨床に必要な診断の基礎 診断に必要な画像診断 CT、MRI、シンチグラフィー
工藤 大輔
1
,
島田 洋一
1秋田大学 大学院医学系研究科医学専攻機能展開医学系整形外科学
キーワード:
骨疾患
,
MRI
,
造影剤
,
X線CT
,
SPECT
,
放射性核種イメージング
,
Fluorodeoxyglucose F18
,
三次元イメージング
,
陽電子放射型断層撮影
,
PET-CT検査
,
SPECT-CT検査
,
MPR (Multiplanar Reconstruction)
,
最大値投影
,
縦緩和時間
,
容積表現法
,
横緩和時間
Keyword:
Positron Emission Tomography Computed Tomography
,
Single Photon Emission Computed Tomography Computed Tomography
,
Bone Diseases
,
Contrast Media
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Radionuclide Imaging
,
Tomography, X-Ray Computed
,
Tomography, Emission-Computed, Single-Photon
,
Fluorodeoxyglucose F18
,
Imaging, Three-Dimensional
,
Positron-Emission Tomography
pp.29-36
発行日 2019年4月1日
Published Date 2019/4/1
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2019184072
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CTは空間分解能が高く、微細な構造の評価に有用である。3D画像(3D-CT)を作成することで、立体的な視認が容易となる。MRIは、コントラスト分解能が高いのが特徴である。近年、T2マッピングなどの関節軟骨の質的評価や拡散テンソルイメージングによる神経系の評価も行われている。シンチグラフィーは、感度は高いが画像の解像度は低い。腫瘍の評価では、単独では良・悪性の鑑別は一般に困難で他のモダリティによる評価が必要である。
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