特集 スポーツ診療における画像診断-医療安全上必要なコツと落とし穴-
部位ごとのスポーツ外傷・障害 骨盤、股関節、大腿部のスポーツ外傷・障害
福島 健介
1
,
高平 尚伸
,
高相 晶士
1北里大学 医学部整形外科学
キーワード:
X線診断
,
関節炎-感染性
,
股関節
,
骨盤
,
MRI
,
スポーツ障害
,
大腿
,
骨折-剥離
,
大腿寛骨臼インピンジメント
Keyword:
Fractures, Avulsion
,
Arthritis, Infectious
,
Athletic Injuries
,
Hip Joint
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Pelvis
,
Radiography
,
Thigh
,
Femoracetabular Impingement
pp.1190-1197
発行日 2019年11月19日
Published Date 2019/11/19
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2020041702
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骨盤,股関節,大腿部は周囲を厚い軟部組織に覆われ,運動にかかわる筋腱が非常に多い。よって,疾患に特異的な理学所見に乏しく,画像所見に関しても単純X線像のみで診断が可能な疾患は特にスポーツ診療においては経験上少ない。本稿では医療安全上の注意点を踏まえて,骨盤,股関節,大腿部のスポーツ外傷・障害について概説する。
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