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JOURNAL OF JOINT SURGERY Volume 38, Issue 13 （April 2019）

関節外科　基礎と臨床 38巻13号（2019年4月発行）

特集レジデントにとって必要な運動器疾患の診断法-Tips and Essence-

治療方針決定に必要な診断法　成長期の代表的疾患　小児下肢運動器疾患診断法北野利夫 ¹ ¹大阪市民病院機構大阪市立総合医療センター小児整形外科キーワード：下肢 , 脚長不等 , 関節炎 , 筋骨格系疾患 , 股関節 , 股関節脱臼-先天性 , 膝関節 , 足関節 , 大腿骨 , 軟骨疾患 , Perthes病 , 尖足変形 , 膝蓋骨脱臼 , 膝関節脱臼 , 内反膝 , 外反膝 , 関節角度測定 , 大腿骨頭すべり症 , 半月損傷 , 円板状半月板 , 反張膝 Keyword: Tibial Meniscus Injuries , Arthritis , Ankle Joint , Cartilage Diseases , Equinus Deformity , Femur , Hip Dislocation, Congenital , Hip Joint , Leg Length Inequality , Knee Joint , Musculoskeletal Diseases , Knee Dislocation , Patellar Dislocation , Lower Extremity , Arthrometry, Articular , Genu Valgum , Genu Varum , Slipped Capital Femoral Epiphyses , Legg-Calve-Perthes Disease pp.84-101

発行日 2019年4月1日 Published Date 2019/4/1

DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2019184077

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文献概要
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小児運動器疾患は、問診(保護者への聞き取り)、歩容を含めた身体所見と画像所見から総合的に診断に至る。問診では周産期からの児に関する内容に加えて、家族歴などの情報を収集する。身体所見をとる際、特に乳幼児では泣かないようにおもちゃを与えたり、保護者の膝の上に座らせて診察するなどの工夫が必要である。下肢運動器疾患の診断法について、代表的な疾患を挙げ、その診断に至る検査法、診察手技のエッセンスについて述べる。