特集 足関節果部骨折の診断と治療の最新アップデート
足関節果部骨折治療に必要な解剖とバイオメカニクス
寺本 篤史
1
1札幌医科大学 医学部整形外科学
キーワード:
生体力学的現象
,
局所解剖学
,
脛骨
,
内固定法
,
骨プレート
,
靱帯損傷
,
腓骨
,
足関節骨折
,
脛腓靱帯
Keyword:
Anatomy, Regional
,
Biomechanical Phenomena
,
Bone Plates
,
Fibula
,
Fracture Fixation, Internal
,
Tibia
,
Ankle Fractures
pp.350-355
発行日 2019年4月19日
Published Date 2019/4/19
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2019168698
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足関節果部骨折の治療では、骨折の整復と固定を適切に行わなければならない。そのためには骨折発症のメカニズムを知る必要がある。足関節果部骨折にはLauge-Hansen分類に基づいた発症メカニズムが存在し、広く用いられている。しかし、supination-external rotation typeの骨折を中心に足部肢位と外力の関係を見直す必要がある。バイオメカニクス研究や受傷場面の動画分析から、新たな発症メカニズムの解析が求められている。
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