特集 大腿骨頸部・転子部骨折の手術-整復と内固定材の選択-
大腿骨頸部・転子部骨折の疫学、解剖、分類
前原 孝
1
1労働者健康安全機構香川労災病院 整形外科
キーワード:
局所解剖学
,
局所血流
,
股関節部骨折
,
内固定法
,
大腿骨頸部骨折
,
X線CT
,
分類
,
三次元イメージング
Keyword:
Anatomy, Regional
,
Classification
,
Fracture Fixation, Internal
,
Femoral Neck Fractures
,
Hip Fractures
,
Regional Blood Flow
,
Tomography, X-Ray Computed
,
Imaging, Three-Dimensional
pp.1014-1023
発行日 2018年9月19日
Published Date 2018/9/19
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2018341447
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わが国における大腿骨近位部骨折の患者数は2040年ごろまで増え続けると予想されており、大きな社会問題となっている。治療は早期手術が原則となるが、手術を行う場合には股関節周辺の解剖を熟知しておく必要がある。最近わが国では転子部骨折に対して3D-CTを用いて骨折型を評価することが一般的となっているが、さらに骨片の位置関係を三次元的に評価することにより、特に注意すべき症例を絞り込むことが可能である。
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