特集 ALL about 循環器画像診断
診る10
10 感染性心内膜炎におけるマルチモダリティ画像診断
藤田 文香
1
,
北井 豪
1
1国立循環器病研究センター心不全・移植部門心不全部
キーワード:
心臓超音波検査
,
CT検査
,
ガリウム(Ga)シンチグラフィ
,
18F-FDG PET/CT
Keyword:
心臓超音波検査
,
CT検査
,
ガリウム(Ga)シンチグラフィ
,
18F-FDG PET/CT
pp.1220-1225
発行日 2025年12月9日
Published Date 2025/12/9
DOI https://doi.org/10.18885/HV.0000002140
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感染性心内膜炎(IE)の診断において,IEに合致する画像所見を認めることがmajor criteriaの1つとなっており,重要な位置付けを占めている。心臓超音波検査による画像診断が一般的ではあるが,CTやフルオロデオキシグルコース陽電子放出断層撮影(18F-fluorodeoxyglucose in positron emission tomography/computed tomography:18F-FDG PET/CT)などさまざまな画像検査が診断に用いられている。それぞれに利点・弱点があることから,各々の画像検査の特徴を理解して活用することで診療に活かしていただければ幸いである。

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