特集 不整脈に対するカテーテルアブレーション治療を改めて考える
識る5
発作性上室頻拍に対するアブレーションの適応:日米欧のガイドライン比較
江口 智也
1
,
夛田 浩
1
1福井大学学術研究院医学系部門医学領域病態制御医学講座循環器内科学
キーワード:
上室頻拍
,
房室回帰性頻拍
,
房室結節リエントリー性頻拍
,
心房頻拍
,
アブレーション
Keyword:
上室頻拍
,
房室回帰性頻拍
,
房室結節リエントリー性頻拍
,
心房頻拍
,
アブレーション
pp.140-145
発行日 2022年2月9日
Published Date 2022/2/9
DOI https://doi.org/10.18885/HV.0000000835
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頻拍性不整脈に対する非薬物治療は,1969年にWill C.SealyによってWPW症候群患者に対する外科手術が行われたことに始まる。高周波カテーテルアブレーションは1987年にWPW症候群に対して初めて臨床応用され,その後も上室頻拍とともに発展してきた。本稿では,長い歴史のなかでほとんどが根治可能となった上室頻拍のアブレーション治療に対して,日米欧のガイドラインを基に概説する。
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