特集 持続性(慢性)心房細動の治療戦略先生の治療方針は?
治す12
心房細動アブレーションも薬物治療も無効な心房細動 こう治す
大江 学治
1
,
安部 治彦
2
1産業医科大学病院循環器内科
2産業医科大学医学部不整脈先端治療学
キーワード:
房室ブロック作成術
,
ペースメーカ植込み
,
デバイス選択
,
心臓突然死
,
肺静脈隔離術
Keyword:
房室ブロック作成術
,
ペースメーカ植込み
,
デバイス選択
,
心臓突然死
,
肺静脈隔離術
pp.280-284
発行日 2021年3月9日
Published Date 2021/3/9
DOI https://doi.org/10.18885/HV.0000000512
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心房細動治療の基本は,脳梗塞の予防と心拍数調節,あるいは洞調律維持による自覚症状の改善および左室機能保持(心不全管理)である。心房細動アブレーションや薬物治療では,自覚症状や心不全のコントロールが困難な場合,あるいは何らかの理由でこれらの治療を選択できない場合,カテーテルアブレーションによる房室ブロック作成術が行われる。
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