特集 循環器疾患バイオマーカー 有用性と可能性
治す12
DNA 損傷評価に基づく拡張型心筋症患者の精密医療
候 聡志
1
1東京大学医学部附属病院循環器内科,大学院医学系研究科ユビキタス予防医学講座
キーワード:
拡張型心筋症
,
精密医療
,
予後予測
,
DNA 損傷
,
機械学習
Keyword:
拡張型心筋症
,
精密医療
,
予後予測
,
DNA 損傷
,
機械学習
pp.994-1000
発行日 2020年10月9日
Published Date 2020/10/9
DOI https://doi.org/10.18885/HV.0000000322
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拡張型心筋症(dilated cardiomyopathy:DCM)は予後不良な循環器疾患の1つであり,わが国の重症心不全に対する心移植原因疾患の第1位である。しかし同じDCM 患者であっても,人によって治療効果や臨床経過は異なる。本稿では,予後予測の試みとしてDNA 損傷評価に着目した研究について解説する。
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