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脳卒中に対するIVR
清末 一路
1
1熊本大学生命科学研究部 画像診断解析学
キーワード:
脳卒中(stroke)
,
脳梗塞(cerebral infarction)
,
脳動脈瘤(cerebral aneurysm)
,
頸動脈狭窄(carotid artery stenosis)
,
ステント(stent)
Keyword:
脳卒中(stroke)
,
脳梗塞(cerebral infarction)
,
脳動脈瘤(cerebral aneurysm)
,
頸動脈狭窄(carotid artery stenosis)
,
ステント(stent)
pp.246-255
発行日 2024年3月26日
Published Date 2024/3/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000001602
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脳卒中に対するIVRはくも膜下出血の原因となる脳動脈瘤や脳梗塞などの比較的頻度が高く,致死的となりえる疾患が対象となることから重要である。また,市場規模が大きいため,1990年代後半から医療器材メーカーを主体としたステントやコイルなどのデバイスの開発・改良と,それらのデバイスを用いたIVR治療の大規模ランダム化比較試験による有効性の証明が次々と行われ,2000年以降急速に普及・発展した領域であり,現在も拡大している。本稿では比較的頻度の高い疾患に対するIVRを中心に,その基本事項と最近のトレンドについて概説した。
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