特集1 令和にアップデートしたい 膵癌の画像診断
画像診断の進歩:PET
山根 登茂彦
1
,
久慈 一英
2
1神戸市立医療センター中央市民病院 分子イメージング研究部
2埼玉医科大学国際医療センター 核医学科
キーワード:
ポジトロン放射断層撮影(positron emission tomography;PET)
,
フルオロデオキシグルコース(fluorodeoxyglucose;FDG)
,
線維芽細胞活性化タンパク質阻害剤(fibroblast activation protein inhibitor; FAPI)
,
腫瘍微小環境(tumor microenvironment)
Keyword:
ポジトロン放射断層撮影(positron emission tomography;PET)
,
フルオロデオキシグルコース(fluorodeoxyglucose;FDG)
,
線維芽細胞活性化タンパク質阻害剤(fibroblast activation protein inhibitor; FAPI)
,
腫瘍微小環境(tumor microenvironment)
pp.755-765
発行日 2023年7月26日
Published Date 2023/7/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000001344
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膵癌に対するPETとして18F–FDGを用いた診療が行われているが,その位置付けは造影CTの補助的なものである。一方でPET装置は年々進歩しており,新たな装置で撮像・解析することで診断能が向上する。さらに癌関連線維芽細胞をターゲットとしたトレーサなど,新規薬剤開発も進んでおり,膵癌のPET診断は今後大きく変貌する可能性がある。
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