特集1 地力が伸ばせる 骨軟部画像診断
脊椎ー骨転移と誤りやすい病変・見逃しやすい病変ー
大木 望
1
,
小池 玄文
1
,
上谷 雅孝
1
1長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 放射線診断治療学
キーワード:
造血髄過形成(hematopoietic bone marrow hyperplasia)
,
椎体内亀裂(intravertebral cleft)
,
SAPHO症候群(synovitis, acne, palmoplantar pustulosis, hyperostosis, osteitis syndrome)
Keyword:
造血髄過形成(hematopoietic bone marrow hyperplasia)
,
椎体内亀裂(intravertebral cleft)
,
SAPHO症候群(synovitis, acne, palmoplantar pustulosis, hyperostosis, osteitis syndrome)
pp.209-220
発行日 2022年2月26日
Published Date 2022/2/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000000859
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脊椎MRIは非特異的な疼痛や四肢のしびれなどの精査としてスクリーニング的に行われることが多く,その対象となる疾患は脊柱管狭窄症などの変性疾患,骨折や外傷性病変,腫瘍,脊髄疾患など多岐にわたる。本稿では,MRIのみでは骨転移と誤りやすい病変や見逃しやすい病変について,MRIでの注意するポイントや鑑別に有用となるほかの画像検査所見について解説する。
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